「僕のガーデン見てみる?」マット君

肩に手をまわす…とかもなく
日が沈む頃、ピクニックは終わった。
私的には(お姫様抱っこ)だけで
十分動揺したデートだった。


ピクニックの場所と私の住所の中間点が
マット君の家だ。
彼は食べ物などの荷物を降ろす為に
車を自宅の前に止めた。
「すぐに戻ってくるね」と言われた私は
車の中で待っていた。


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数分後に車に戻ってきたマット君に聞かれた。
「僕のガーデン見てみる?」


塀の向こう側は花で一杯だった。
キョロキョロしてしまう。
いろんな種類の花が咲いていて
コテージガーデン風だ。


「ハルコちゃん、このアマリリス
今朝花が開いたんだよ」
一緒にしゃがんでアマリリスに見入る。
この人と一緒にいると
子供に戻ったような気持ちに
させられる事がある。


子供の頃、春になると
成長を毎日チェックしていた
チューリップ、ヒヤシンス、クロッカス。
庭の花をよく学校へ
持って行った事も思い出す。


「ええと、どの花がいいかなぁ」と
庭を見回したマット君は
ガーベラの花を何本か切って包んで
私へ渡してくれた。
彼は先日の夕食デートの時も
庭の花をプレセントしてくれた。


家まで送ってもらってお休みを言う。
今日は彼に色々親切にして貰った。
感謝の言葉はマット君へ沢山言ったが
私から(お休みのハグ)はない。


大げさに褒めないし
(挨拶のハグ)をしない私は
デート相手からしたら物足りないだろう。
「他国から来た女性だからかな?」と
戸惑うかもしれないし
「この女性は自分にそれ程
興味がないんだな」と
感じるかもしれない。


私はずっと(スキンシップは男性の方から
するもの)と思っていた。


(初めてその男性と挨拶のハグをする場合
先に女性の方から求めなければ
男性の方からは普通してこない。
紳士な人は特に…)
…こんな事さえ知らなかった。


私の周りには境界線があったのだ。
そして壁は国境のように高い。


(腕を前へ出しながら
一歩前へ歩み寄ればいいだけなのだが…
そして「女性から一度ハグOK」が出れば
その後は会う度にハグが挨拶となるのだが…)


この時点では(挨拶のハグ)未経験の私は
例えば(この人に好意を持っているし
また会ってみたいし
好意を示す為にもハグしよう)
とか頭に浮かびもしなかったのだ。


いつもスキンシップしている人達からしたら
信じられない話だろう…


学校の分厚い教科書を読むのに
一生懸命だった。
なぜハウツー恋愛本や
誰かの恋愛ブログでも読まなかったのだろう。
本当にアホだ。


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