ティム君、バレンタインに花を届けてくれる

バレンタインデーの花

バレンタインデーの朝、目覚めたら
ルームメイトの家主が
「ハルちゃん宛に花がきてるよ」と呼んでくれた。
玄関のポーチに花瓶に飾られた
素敵なアレンジメントの花が置いてあった。
小さなカード付きでティム君からだった。


ティム君に電話でお礼を言った。
彼とは先週に食事したばかり。
花屋さんの配達ではなく
ティム君が早朝にそっと花を置いていったそうだ。
前の日に花屋さんへ行って用意して
朝6時には届けてくれたのと思ったら
ウルっとくる。


夕方に届けに来なかったのは
「私が誰かと外出するところかも」
とでも思ったのだろうか。
控え目な人だ。


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後日彼に会った時に花のお礼を再度言った。
「どういたしまして」と言う
彼の嬉しそうな顔を見ていると
微かに心苦しいようだった。


玄関の前まで送ってもらい
「おやすみ」を言う時
ティム君にあのガラスみたいに
キラキラする目で見つめられる。
優しい目を見ていると
ちょっと頭がフラッとする気がする。


でも私の手は静止したままだし
足も一歩も動かない。
ティム君も私の方へは動かない。
後ろめたい気持ちになる。


家の中に入り玄関のドアを閉める。
立ち去るティム君に聞こえないように
ちょっと間を置いてからドアの鍵をかける。

深呼吸する。

重い気持ちとは裏腹に
頭の中で既に考えていた。
「新しい人に電話してみよう」


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